幸せの妖精たち(集英社) 表紙より
幸せの妖精たち
エミール・シェラザード 文
めるへんめーかー 絵
ハロウィン月間のファンタジー色強めな本特集、3週目は久々にコバルト文庫の紹介です。
今回はイラストが中心の絵はがき文庫になっています。
エミール・シェラザードさんの妖精さんをめるへんめーかーさんが描き下ろした贅沢な1冊!
かわいらしい妖精さんがめるへんめーかーさんの繊細なタッチで更に美しく描かれています。
幸せの妖精たち(集英社) 表紙より
当時の帯付きです!
物価高な今から見るとびっくりするくらい安く感じられる価格ですね_(:3 」∠)_
幸せの妖精たち(集英社) 見返し・2・3Pより
まずは妖精さんたちについての基礎知識から。
日本はアニミズムの思想が昔から根付いた国なのかヨーロッパの妖精伝説もすごく身近に感じられますね。
当時の女の子たちに妖精さんが流行ったのもこうした下地があったからかなと思います。
幸せの妖精たち(集英社) 4〜7Pより
この本に出てくる妖精さんたちの紹介です。
16人分の絵はがきが入っていますが本の仕様上バラさないと全員分は載せられないため8枚だけ紹介します。
最高の本ですが自分用と友達に贈るように最低2冊欲しくなるのが難点ですね…笑
幸せの妖精たち(集英社) 9Pより
まずは王妃ティタニア。
気品溢れるお姿ですが穏やかな表情が素敵です。
悩める女の子のお話に耳を傾けてくれそうですね!
幸せの妖精たち(集英社) 11Pより
バラの精ローザ。
花びらの柔らかそうな質感と可愛らしさいっぱいのローザにキュンとなります。
バラの甘い香りがしてきそうなイラストですね。
幸せの妖精たち(集英社) 13Pより
火の精サラマンドラ。
暗闇の中でも燃え続けるサラマンドラ。
優美な姿ですが力強さや情熱を感じます。
幸せの妖精たち(集英社) 15Pより
地の精コボルト。
地の精らしくアースカラーが映えて見てるだけで落ち着きます。
チェックのブラウスの質感が細かくうっとりします。
体調が辛い時にこうした妖精さんがそばにいてくれると心強いですね。
幸せの妖精たち(集英社) 17Pより
風の精ジュルフェ。
桜の花びらとジュルフェの組み合わせがとても美しいです!
これからの季節は葉っぱと一緒に踊るのかなと思います。
幸せの妖精たち(集英社) 19Pより
水の精ウンディーネ。
水の中で暮らすウンディーネの姿がとても幻想的です。
このウンディーネならアンラッキーも憂いも水に流してくれそうですね!
幸せの妖精たち(集英社) 21Pより
どんぐりの精クロトクリン。
どんぐりらしくコロンとした表情の愛嬌のあるクロトクリン!
一緒に楽しく遊んでくれそうなイメージです。
幸せの妖精たち(集英社) 23Pより
タンポポの精フロリンダ。
綿毛のような髪の毛と花びらのスカート、
レースのような羽根とかわいい要素で構成されたフロリンダ!
こんな子がタンポポの綿毛と一緒にふわふわ漂っていると考えるだけでかわいすぎてたまりません。
幸せの妖精たち(集英社) 裏表紙より
妖精さんの素敵すぎる絵はがき文庫を紹介しました。
仕事と大掃除と微妙な体調不良でちょっぴりしんどい日だったのですが、
この本の美しくかわいらしい妖精さんたちを眺めて紹介しているととても癒されました。
きれいなものは心に必要だなと思わされる1冊です。
また次回もファンタジー色強めな本を紹介予定です◎