すぎ恵美子のときめき学園 恋のおまじないゲーム
1988年発売
昭和末期のエポック社から出された女の子向けのボードゲームです。
小学館の少女コミックの看板作家だったすぎ恵美子さんの名前が冠されてる上に、
当時流行のおまじない要素が加わった最高にかわいいゲームになっています。
1988年のすぎ恵美子さんは♂と♀の方程式(読み方 あだむといぶの方程式)を連載しており、
当時のかわいらしい絵柄を楽しむことができるようになっています。
すぎ恵美子さんの漫画はかわいい絵柄にちょっと過激な性描写が加わった作風が多いため、
ただかわいい絵柄を堪能したかった自分にはちゃおで連載された作品の方が好みでした…笑
(ネット上だと「頭がフットー」のコマが有名です)
このゲームは王道学園ラブコメスタイルなので、
キッズや自分のようなかわいい絵柄をとにかく堪能したい方におすすめです!笑
ときめき学園に入学するところからスタート!
ゲームはパート1とパート2の2部構成です。
ネームカードから1人、プレイヤーとなる女の子を選んでセットします。
(画像はパート2のゲームプレイ時のイメージです)
ネームカードの横に置かれた男の子のカードが相手役となるBFカードです(写真を撮り忘れたのでこれだけです_(:3 」∠)_)
カード説明。
この学園恋愛ドラマに参加できる男子は「ときめき学園でも人気のある男の子」であり、
少女漫画のお約束をこれでもかと突きつけられます。
ネームカードと同じ女の子をコマにします。
どの女の子もかわいいですね!
パート1。
まず憧れの男の子と出会うまでをプレイします。
プレイヤー全員の憧れの男の子をこれで決めて、
相性度を表で調べてパーセント表示をします。
物語のスタートの部分もゲームで決めるのが面白いですね!
チャート状のマスにはこのような出会いカードを引いて置きます。
このかわいいカットも描き下ろしだと思うので、
すぎ恵美子さんの仕事量の多さに驚くばかりです…!
イメージはこんな感じかなと思います。
行き着いたマスからBFカードを引いて憧れの男の子を決めます。
そしてパート2へ!
パート2。
いよいよここからが本番です。
念願のときめき学園に入学するよ!
ここからみんな大好き妖精のおまじない要素が追加されます!
妖精たちは女の子の恋を応援しています。
おまじないHOUSEなる店舗を出し、
憧れの男の子との相性度をアップさせるためのおまじないグッズを売ることでサポートします。
プレイヤーは最初に軍資金15000YENを持って学園生活をスタートさせます。
恋愛成就には努力とお金が大事です。
この魅惑的なおまじないグッズとルーレットは
妖精たちからの贈り物です。
ルーレットは同じエポック社から出されていた里中満智子の星占いゲームの柄違いですね。
金属製のチャームを使用しているのが本格仕様で個人的に好きです。
細かい造りで特別感が増しますね!
(モノポリーの駒も好きでした)
入学して学園生活を楽しんでいきます。
停まったマスで相性度も変わります。
運勢カードマスでは運勢カードを引きます。
これによりお金や相性度のイベントが発生します。
妖精の売るおまじないグッズは5000YEN〜25000YENとRPGの武器屋のごとく高額なので、
プレイヤーはバイトをすることになります。
ハンバーガーショップと家庭教師とベビーシッターから選べます。
楽しい学園生活には労働も伴うことを知らされます。
おまじないコーナーに停まりルーレットで指定されたおまじないグッズを既にゲットしていたらみんなの前でおまじないをしましょう!
これがこのゲームの醍醐味だと思います。
高額なだけあり効き目もものすごいおまじないだらけです。
魔法の鍵は25000YENしますがその分いつでも使えます。
(使用したグッズはまたおまじないHOUSEに戻すので
妖精たちは実質レンタル業で生計を立てているのだと思います)
体育祭や文化祭、クリスマスやお正月を経てバレンタインに告白!
そんな王道展開を経て告白成功ならゴールです。
相性度を計算して一番Happyになれたプレイヤーが勝利です!
おまじないとかわいい絵に飢えすぎてボドゲーに手を出してしまいました。
昔のファミリー向けのゲームはやたらとパッケージが大きいので保管方法を考えています…笑
しかし内容はめちゃくちゃかわいいので機会があればみんなでワイワイやりたいですね◎